認知症への正しい理解をめざして! 私達も1企業として、他人事と思わず何か少しでもお役に立てればと思い、先ずは正しい知識を持つことから、始めようと、従業員全員でセミナーを受講しました。
2020年現在 柏市の人口が43万2千人 うち高齢者人口が11万8百人 実に25.9%が高齢者なんです。ちなみに全国平均は28.4%。これが20年後の2040年には柏市の高齢者が18万人になると予測されています。高齢者を現役世代で支える人数が「1人→9人」を支える計算になるそうです。厳しい現実です。
認知症にも色々と種類があって4つの代表的なものがあり、症状についても「脳細胞が壊れる」ことによって起こる「中核症状」と「個人の性質や生活環境」によって起こる「周辺症状」と大きく分けて2種類があるという事を知りました。
認知症の人への接し方では、3つの「ない」が重要。●驚かせない●急がせない●自尊心を傷つけない です。 「認知症の本人に自覚がない」は大きな間違いで、認知症の症状に最初に気付くのは本人なのだそうです。知りませんでした・・・。
認知症の人は、何もわからないのではなく「誰よりも一番心配なのも、苦しいのも、悲しいのも」本人だとのこと。お話を聞いていて切なくなりました。
自分への心配も必要だそうです。若年性認知症。発症年齢は51.3歳(厚生労働省「若年性認知症支援ガイドブック」より」で職場で気付かれることが多いのだそうです。一番衝撃的だったのが「メタボリック・ドミノ」。ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 一つの小さな疾患が、ドミノ倒しの駒が倒れていくように、次々と影響を及ぼしながら、大きな病気に広がっていく現象のことを言います。 虫歯→歯周病→糖尿病→高血圧→脂質異常症→脳卒中・狭心症→心不全・腎不全・失明→認知症・死 という具合です。 虫歯、気を付けましょうね(>_<)
更には、認知症になりやすい食材がある事!皆さん知ってますか? 最近よく聞く「トランス脂肪酸」そのトランス脂肪酸を多く含んだ食品。これが良くない。テレビ等でも代表的に報じられているのは、そう🍟有名ファスト店の「ポテト」。これ、よく食べますよね~・・・私も大好きです。そして、知らなかったのはレトルトの「カレー」これもたっぷりだそうです。カップ麺もNG。また、クッキーなどの菓子類の成分に「マーガリン」と書いてあるものは要注意。出来れば「バター」と明記してあるものを選ぶと良いのだそうです。高いけど。 振り返ると、小学校の給食には必ずと言っていいほど、コッペパンに「マーガリン」が添えられていましたが、その世代は大丈夫なのでしょうか・・・。その他、定番の 酒・タバコ・糖質 の過剰摂取。何かといえばこの3品目は登場しますね。悪の3大要素だ。これも当然ダメ! 甘党・酒好きの私にとっては、非常お~に耳の痛い話ではありますが、将来の健康を考えると、少なくても抑制は必要であると感じました。 私ら世代はただでさえ、ガタがきてますから工夫を取り入れて、若者世代は先ず関心を持って、将来の健康に取り組めたらいいですね。
セミナーで教わったほんの一部しか、ご紹介できませんでしたが、是非、皆様にも「認知症」について少しでも、自分事として関心を持って頂けたらと、思います。
↓↓セミナーを終えた全員に配られました。↓↓
最後に、柏市には13か所もの「地域包括支援センター」という相談窓口があり、認知症をはじめ「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」について無料で相談に乗ってくれます。心強いですね。 認知症について、もっと知りたい、聞きたいなど、ご興味のある方は●各市町村 もしくは ●NPO法人 地域共生政策自治体連携機構「事務局」:全国キャラバン・メイト連絡協議会 へお問合せ下さい。